【Salesforce】Knowledge(ナレッジ)をいいね順に表示するレポート

はじめに

今回は、SalesforceのKnowledge(ナレッジ)を高評価順に表示するレポートを作成していきます。高評価の他にも、投票数やスコアなどで並べ替えることができるので、これからナレッジのレポートを作成するという方はぜひ確認してみてください!

レポートタイプの作成

早速ナレッジのレポートを作成していきたいのですが、「レポート」→「新規レポート」と進みレポートタイプを検索するところに「ナレッジ」や「Knowledge」と入力しても何も出てきません。

このように、ナレッジについてレポートを作成するためにはその前段階で設定をしなければいけません。まずはこちらを設定していくので、設定画面へ移行します。右上の歯車を押して「設定」を押します。

クイック検索で「レポートタイプ」と入力し、レポートタイプを押すと次のような画面が表示されるので「次へ」を押します。

「新規カスタムレポート」を押します。

次の画像のように設定し「次へ」を押します。

「ナレッジの記事」の下にある「クリックして他のオブジェクトと関連付ける」を押します。

次の画像のように設定して「保存」を押します。

これでレポートタイプの作成が完了したので、レポート作成画面に移っていきたいと思います。

ナレッジのレポート作成

ここからようやくレポートの作成です。レポートタブ→新規レポートを押します。

左側の「カテゴリ」を「すべて」にし「ナレッジ」と検索すると、先程作成した「ナレッジの記事」というレポートタイプが出てくるので、これを押して「レポートを開始」を押します。

次にレポートに表示するナレッジの設定をします。全てのレコードを表示したほうが編集中にイメージが湧きやすいので、ひとまず画面左側の「検索条件」→「割り当て期日」を押して日付を「作成日」、範囲を「常時」に変更して「適用」を押します。

すると、プレビュー画面にナレッジが表示されました。最初はタイトルしか表示されていないので画面左の「アウトライン」→「列を追加」で表示する項目を検索できるので、好きなように列を追加します。今回はナレッジを高評価順に並べたレポートの作成なので、「高評価」は必ず列に追加しましょう。

列追加後は次のような画面になります。ここで気がついた方も多いかと思いますが、急にナレッジのレコード数が増えたと思います。列に「チャネル」を追加するとわかるのですが、記事にアクセスできるユーザの種類を分けた「チャネル」を呼ばれるものがあり、「顧客」「公開知識ベース」「パートナー」「内部アプリケーション」の4つがあります。今回はチャネルについて細かく触れません。

ひとつのナレッジに対して5つ表示されてしまうのは好ましくないので、「検索条件」→「検索条件を追加」で「チャネル」を選択して次の画面のように演算子と値を設定し「適用」を押します。

次に高評価順に並べていくので、プレビュー画面の「高評価」の右にある逆三角形を押して「降順に並び替え」を押します。これで高評価数の多い順にナレッジを並べることができました。

最後にレポートを保存していきます。右側の「保存&実行」を押してレポート名を入力して「保存」を押します。

これで完成です。

まとめ

いかがだったでしょうか。ナレッジのレポートを作成する準備として、レポートタイプを作成する必要がありました。この他にもレポートタイプの作成が必要な場面に出くわすことがあれば紹介したいと思います。

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