今回は、2023年2月からスタートした「認定アソシエイト」という資格試験をオンライン受験し合格できたので、オンライン受験の準備や私が行った学習方法についてご紹介したいと思います。
認定アソシエイトとは
「認定アソシエイト」とは、Salesforceを使い始めたばかりの方（Salesforce 経験が0〜6ヶ月）で、Salesforce Customer 360 Platformを理解し、活用するTrailblazer向けのエントリーレベルの認定資格です。私自身もSalesforceを学習し始めてから約5ヶ月で受験したので、初学者の方は力試しとして受験してみてはいかがでしょうか。
オンライン受験の準備
今回、私はオンライン受験を選択しました。理由は単純で、受験会場が遠く移動が大変だったためです。オンライン受験の準備は基本的に以下のリンクに従って進めていけば大丈夫ですが、私の中で気になる点がいくつかあったので要所のみ補足していきます。
PC等のスペック
試験に使用するPCのスペックやソフトウェアのバージョンについては記載通りのものが必要になるので、必ず確認しておきましょう。
環境のテスト
試験中の受験者の様子はカメラとマイクを通してすべて試験官が確認するので、映像がしっかり映るか確認しておく必要があります。普段からZoomやteamsを利用する方も必ず確認しておきましょう。
Respondus Lockdown Browserのインストール
試験官が試験中の受験者の様子を確認するためのソフトウェアをインストールします。これをインストールしていないと試験を受けられませんし、試験直前になってからインストールしようとしてうまくいかなかったときに困るので、余裕を持ってインストールしておきましょう。
試験申し込みサイトの受験者アカウント作成
ここで初めて試験を申し込みます。手順としては、アカウント作成→顔認証→試験申し込みです。顔認証はあとからでも大丈夫ですが、これも後回しにしてもいいことはないので、このタイミングをオススメします。
試験当日の注意点
試験当日の注意事項は2点あります。こちらも必ず確認しておきましょう。
試験直前に行うこと
試験開始前には、試験を妨害する機能を持つソフトウェアまたはハードウェアは無効にしておく必要があります。例えば、以下のものです。
- ポップアップブロッカー
- アンチウィルスソフトウェア
- 画面やデバイスキャプチャユーティリティ
- アラート (リマインダー、カレンダー、メールなど)
試験中の環境
試験中は以下の行為は禁止されています。
- 個人の所持品、資料、機器へのアクセス
- 外部モニター、プロジェクター画面、録画デバイス、その他の電子デバイス (受験用コンピューターを除く) の受験エリアへの持ち込み
- 受験エリアへの他人の立ち入り
- 飲食・喫煙
- ヘッドフォンまたは顔の一部を塞ぐ、頭に付けるアクセサリー
- 受験エリアからの退出
- 受験中にカメラの電源をオフにする
試験開始
試験を開始するには、試験を申し込んだサイト www.webassessor.com/salesforceを開いてスケジュール済みの試験の横にある [Launch (起動)] ボタンをクリックします。
学習方法
私は今回の試験に向けて、約3ヶ月前から学習をスタートしました。大きく2つの方法で学習したので、それを紹介します。
Trailheadを用いた学習
基本的にはこちらの学習方法をおすすめします。一通りモジュールをこなしたあとに、「認定資格試験の準備:Salesforce 認定アソシエイト」モジュールで理解度を確認し、足りない分野は再度学習し直すループを繰り返せば限りなく合格に近づくと思います。
認定アドミニストレータの演習問題を解く
上記のTrailheadでの学習でも十分ですが、問題量に物足りなさを感じる方もいるかも知れません。私もその一人でした。しかし、資格として登場してから日が浅いアソシエイトは、演習問題がWeb上にほぼ存在していませんでした。そのため、認定アドミニストレータの演習問題の中で、アソシエイトと範囲が重なっている問題を自分で絞って解いていました。ただ、受験後の感想としては、この学習方法は問題になれるという点では良かったと思いますが、Trailheadのみでもっ合格できたかなと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、今年リリースされた認定アソシエイトのオンライン受験の手順や学習方法についてまとめてみました。私自信、Salesforceに関わってや約半年での資格取得ということで、今後Salesforceに関わっていくための自信に繋がったと実感しています。もし、Salesforceに触れて日が浅い方や、何を学習していけばいいかわからないという方がいらっしゃいましたら、アソシエイトの受験を考えてみてはいかがでしょうか。
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